通信キャリア回線やWiFiが繋がりにくい時 考えられる4つの状況

梅雨の季節到来です。実は、電波は雨に弱いのです。

電波がつながりにくい状況

1.天気の影響

雨が降っている時、4G等の通信キャリア回線を利用している。→ 電波は水に吸収されやすいです。

2.WiFiルーターの設置場所

室内でWiFiルーターを使っていて、利用端末との間に障害物が多い、もしくは離れている。
但し、ガラスは電波を通しやすいです。

3.回線の問題

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フレッツ光(サービス名は「ドコモ光」「ソフトバンク光」であったりします)を使用している。
→ フレッツ光は「共有型」と言われる回線で、その名の通り皆で回線を共有するわけですから、利用者が増えれば影響が出ることがあります。
UCOM光 レジデンス」のように、回線が「専有型」で提供されている場合は、影響は少ないと思われます。

4.Windows Updateによるトラフィック増加

Microsoftでは、年2回のOSの大型アップデート、月例のアップデート(アメリカ時間の第2火曜日の翌日なので、日本では第2水曜日若しくは第3水曜日)、緊急性のあるセキュリティに関するアップデートを実施しています。
Windows利用者が一斉にアップデートプログラムを自動ダウンロードすれば、回線は込み合うでしょう。
特にOSの大型アップデートは重そうですね。

対策

あくまで私見ですので、必ずしも改善の保障できません。その点はご了承ください。

1.天気の影響

雨は変えられないですから、室内で住居に引き込まれた回線のWiFiに接続しましょう。

2.WiFiルーターの設置場所

WiFiルーターと利用端末との障害物を減らしましょう。
WiFiルーターの推奨される設置場所については、こちら(エレコム:やってはいけないWi-Fi(無線LAN)の設置方法とは?)のサイトがとても参考になります。
(外ガラス窓、電波を発する家電からは離し、床から高さがあり、見通しがよい場所等)

3.回線の問題

「●●●光 ●●ヶ月 無料」というキャンペーンやチラシを目にすることがあります。サービス名は異なっていても、裏で利用している回線はNTTのフレッツ回線だったりします。
契約者は多いですので、利用者が増える時間帯(夜間)はスマホの通信キャリア回線のテザリングを使う等、臨機応変に対応しましょう。
昨今は、月に何十GBも利用可能なスマホプランも豊富ですし。

PC(Windows10の場合)データ使用状況は下記の方法で確認できます。
Windowsメニュー > 設定(歯車アイコン) > ネットワークとインターネット > ネットワークの状態

もし、お住まいの重合住宅に「専有型」(もしくは「専用線」)の回線が導入されているならば、こちらの方が安定した通信環境を享受できると思います。但し、集合住宅に引き込まれた回線を居住者が皆で共有するパターンの場合は、利用者増による影響は出ると思われます。

ご自宅の集合住宅に引き込まれている回線の種類を調査した上で、回線を乗り換えるべきなのかご検討した方がよいでしょう。単に「無料」という言葉にのせられて「●●●光」に乗り換えるのは勿体ないように思います。

4.Windows Updateによるトラフィック増加

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バックグラウンドでのダウンロードの帯域幅制限の設定(Microsoft Windowsの設定)も可能なようですが、自分のPCだけに設定しても、周辺の他の利用者が一斉にプログラムをダウンロードしたら効果は期待できないでしょう。
事前に遅延の注意喚起をしてくれる親切なプロバイダ(大塚商会、法人向けのサービス)もあります。
通信遅延は解消できませんが、アップデート日を把握しておくだけでも原因が特定できて安心です。

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